指輪世界の第五日記。基本的に全部ネタバレです。 Twitter 個人サイト

nanDeck メモ

nanDeck
http://www.nand.it/nandeck/
ボードゲームの簡単なコンポーネントを作るツール。
スクリプト的に書き下すこともできるし、スプレッドシートから読み込むこともできる。
そこからPDFや画像に出力できる。
弱点は文字コード。「ポ」を使うとバグる、ちょっと難しい漢字や記号は出ないなど。


 (試していないが同様のものでこういうのもあるようだ https://bitbucket.org/mattsinger/card-editor


かなり詳しいマニュアル。サンプルコードも充実している。
http://www.nand.it/nandeck/nandeck-manual.pdf


ガイド動画
https://www.youtube.com/watch?v=0FAd0gOE3Rw&


Google Spreadsheetsをそのまま読める。
1枚目のシートは
LINK=SHarEAbL3-LInK-c0Py-L1nK
というかんじで容易に参照できる。


2枚目以降のシートを参照するときは謎の儀式が必要で、
LINK=SHarEAbL3-LInK-c0Py-L1nK!sheetname
みたいに表記したうえで、いちど
File > Publish to the Web > Publishボタンを押す
をやっておく必要がある。
それまで出ていたエラーが、これをすると出なくなる。
 https://boardgamegeek.com/thread/1516386/did-google-sheets-integration-break


日本語でやっていくには、文字コードに深刻な問題がある。
まず
LINKUNI=OFF
にしないといけないし、
カタカナの「ポ」でバグるので「ホ゜」にしないといけなかったりする。
参考)SJISのダメ文字
 https://sites.google.com/site/fudist/Home/grep/sjis-damemoji-jp/table


半角の[]を出そうと思うとnanDeck編集画面でエラーが出たりする。
スプレッドシート経由だと回避できたりするが、その場合"1-{(NAME)}"記法を使うことになる。
融通が効かないので注意。


スプレッドシートから文字列を渡すときは基本的にセルのFormatをPlain Textにしておくよう注意。


nanDeckは「°」を予約記号として使わせてくるが、マニュアルなどからnanDeckの編集画面に「°」をコピペしても文字化けして貼れない。
いったんLINEのチャット欄に「°」を貼ってから、それをコピーしてnanDeckの編集画面にペーストすると貼れる。
意味がわからない技だ。


グーグルスプレッドシートはQuery機能が便利だが、ちょっと広い範囲、大量の文字を読み込もうとしはじめるとバグる。
多少手加減してやる優しさが求められる。