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コンピューターゲームの新システムの変な名前

 コンピューターゲームでは、ゲームシステムというのはたいがい、それがすでに先行商品に存在するものであっても、なにか妙な名前を公式につけられる。たとえばファイナルファンタジーXIでは、出現率が低くレアアイテムをドロップするモンスターの公式名はNotorious Monsterであり、プレイヤー達はこれをNMと呼ぶし、あるいはプレイヤー間の恒常チャットチャンネルはLink Shellであり、LSという。これらはほぼそれと同じゲームシステムが先行商品であるEverQuestにあって、それぞれNamed、そしてGuildと呼ばれている(ねっとげーむのえいかいわ:ゲーム単語・略語集)。

 こうした事例はコンピューターゲームが「実質のない学習過程を売るもの」であることの良い例といえる。つまり、実質おなじシステムであっても、別な名前をつけておけば、時間を投下してプレイしてみるまで同じだということが確認されないわけで、そこに学習過程が生じる。コンピューターゲームはそうした過程を売っているので、本質的に新しいゲームシステムをひねりだして売るという王道のほうが望ましいことはたしかだが、同じシステムで名前を変えるという手もまあ悪くはない。短期的な利得とジャンルへの消費者の信頼/忍耐力とのトレードオフである。



参考:

うさだうさだアレ 格闘ゲームのシステムの整理

本日記内CRPGでの最適化と確認 CRPGを学習過程として捉えるならば云々

spcategゲーム[ゲーム]


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