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デジタルな空白

 さて、物事を制御するとき、それがユニット化されていると、操作や理解がしやすくなります。

 文章は一文字一文字のユニットから構成されており、操作しやすく、理解しやすい。言い換えると、文章はデジタルなものです。ありがたいことです。

 改行をCSSに任せると、1.5emだとか2emだとか、32pxだとか言い出すので、へぼいです。つまり、そこにどれだけの間隔を置きたいのか、表現がアナログになります。クラスで使い分けられていたりすると、CSSを参照して、筆者の定義したクラスを解釈してやらなくてはならなくなり、さらに微妙なしろものになります。

 まあ、そういうふうにアナログな独自レイアウト表現をしたいという気持ちもわかりますが、しかし繊細なところをばっさと単位化して、<br>というユニットを1個置く、あるいは2個置く、あるいは3個置く、というふうに、デジタルに組み立てたほうが、明確で、操作性がよいです。

 改行というのは、空白記号の類族です。それは文章内で単語群の間に距離を置いて、その意味の連関を一定限薄め、また繋ぐものです。そして、句点、読点、スペース、中黒、三点、ダッシュもまた、同様に、空白記号の類です。これらのユニットは容易に視別でき、複数置いてその個数が確認できる、単位です。

 文章には一定種類そうした空白記号の単位があり、その使い分け、および複数個の重ね置きによって、われわれは文章を離し繋いでいます。そこへ例えば、p.depth2 {margin-top:2em;}だとか、<distance level="3">だとかいった独自定義の何かを持ち込んで、これで綺麗にできた、これなら抜本的解決だ、と、言ってみても、新しい車輪です。いろいろ自分でものを作るというのは、楽しいことです。

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