ブレンパワードからQコチャンへ 母親争奪戦2003 賞金総額おかん
∀ガンダムが、19世紀アメリカにシオニストが植民しにくるという話だとするなら、ブレンパワードはどんな話だろうか。
家族が新興宗教に入って、「地球はやがて破滅するから、この御本尊に頼って解脱して新天地に行く」とか言い出して、息子が困る。集団自殺だ。でもアニメなので、*とりあえずその御本尊が実在している*ところから話がはじまる。現実世界では御本尊はハリボテで新天地などないのだが、アニメ世界にはあるのだ。
だから、けっこう信じてみてもいいじゃないか。じっさい、地球にもその上で暮らす人間社会にも、そろそろ寿命がきている気はするし、人間嫌なことがあるとブラジルに逃げたくなるし……
……いや、でも、それで後ろ足で災厄を引き起こしながら地上からおさらばされるのは、ぼくら迷惑ですよ? やめてください。
それにあまりにも薄情じゃないかね?
さあ、家族を説得して地球にとどまらせることができるのか! がんばれ、息子!
さて、富野由悠季世界の住人であるところのウエダハジメ描く『地球侵略少女Qコチャン』の人間関係を、ブレンパワードのそれに上書きすると、
(注;クリスマスプレゼント≒愛しているというシグナル ガンダム≒子供が獲得していく暴力)
また、主人公(ジョナサン小)が属する小学生集団の戦闘序列は
ジョナサン小 集団のトップエース(自負大)
メガネ 純真
微笑み 影の操作者
芝村舞 女性代表
弱気ロリ 舞の被保護者
マクロスケールな過去と未来の視点、政治権力と組織の視点も楽しい。マガジンZはしばらく購読しなくてはならない。
訂正
アカザ
↓粉かけ ライバル↓
少佐(母親) クリスマスプレゼント→ 人形さんシリーズ(姉弟の真のライバル)
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クリスマスプレゼント不足/' '\
\クリスマスプレゼント不足
キリオ ←(母をめぐるライバル |
だと互いに思ってる
都合のいい↓女 が実はそうではない)→ フリ子
Qコ
キリオ 集団のトップエース(自負大)
タツタ 純真
ノーム 影の操作者
メイ 女性代表
シイノ 舞の被保護者