指輪世界の第五日記。基本的に全部ネタバレです。 Twitter 個人サイト

オールドサムライズジャスフェイダウェイ

 去年、ザラストサムライの愉快な政治的側面について触れたが("だから、なあ、イラクに来いよ")、

 真面目に考えた場合、この映画が政治面ではたす機能は、日本の観客に及ぼす効果よりも、世界中で「日本って中国の一部だっけ」とか思っている日本に縁遠い観客(例:バカ世界地図000159。人間はある期間若かったり忙しかったりするので、なんであれ、それと縁遠い人が一定数存在するのはやむをえない)に及ぼす効果のほうで大きいだろう。米国内の観客も含めて、そうした観客に、日本軍が米軍のお仲間として働きうるという可能性(というか事実であり、そしてもっと事実になってってる最中)を気付かれるというのは、迷惑な話である。

 太平洋戦争を舞台に、フィリピン抗日ゲリラと米軍人との友情を描いて、ラストシーンは1991年、年老いた主人公が、去っていく船(飛行機?)に涙の敬礼を送る、とかいう映画を撮ってもらえんもんかな。少年時代にマニラ・ホテルでボーイをやらせて、マッカーサーの鞄運ばせたりして。でもってマッカーサーvs中部太平洋ルート派の論戦シーンを盛り上げて。

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